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最近の研究により、歯周病菌が生活習慣病に深く関与していることが分かってきました。
軽度の歯周病であれば歯石除去、ブラッシング等で改善していきますが
重度になりますと薬剤でも効果がない歯周病菌が問題になり抜歯の対象になります。
このような場合、当院では当該歯を安定(固定)させ採取した歯周病菌の培養を行い
効果的な抗生剤を投与し、歯周外科手術と周辺組織の再生術
によって
その歯を生存させることが可能になります。

日本のインプラントの黎明期とも言うべき30年前、
オッセイオインテグレーションの理論に基づくブローネマルクのインプラントは、
種々の材料を用いたインプラントの一部でした。
この理論は彼が偶然発見したことによる、まさに経験則の賜物です。

その発見以来50数年が経ち、まぎれもなく現在のインプラントは安全と言えるものですが、
『インプラント治療』の知名度の広がりと共に、残念ながら事故についてもしばしば耳
にするようになりました。

なぜ50年以上の歴史をほこるインプラントに事故が起きるのでしょうか?
その原因は以下のことが挙げられます。
1、解剖学的知識および外科的技術力の乏しい歯科医が治療を行なっている。
2、現在でもインプラントの講座のない大学が多く、知識・技術の習得や鍛錬が個人
の努力によるものになっている。
3、症例は人によってそれぞれで、骨の量、密度が違うにもかかわらず、治療に入る
前の事前の診査が不十分である。


以上のことが、事故に結び付くと考えられます。
では、これに対し、患者さんはどう注意すべきでしょうか?
1、歯科医の症例数など、経験を確認する。
2、歯科医のインプラントに関する学会での発表症例を調べる。
3、説明された通り実際の施術がうまくいかなった時の対処の説明を求める。


インプラントはあくまで『外科手術』です。
術後の定期メンテナンスなどを踏まえますと、費用などやアクセスなどももちろん重要
な項目です。
しかしそれらを判断材料とするのは、上記の項目を調べる又は聞いて問題なしと判断してから。
『外科手術』であるからには、当然リスクも存在します。
大事な大事な患者様の歯のことです。慎重に選びましょう。

もちろん、当院歯科医の学会でのインプラントに関する症例発表をご覧になりたい方
は、ご来院時に直接お申し付け頂ければ直接お見せいたします。


治療の実績はしっかりございます。
安心してお気軽にご相談ください。